地上の洞窟

どこにも行かず、液晶と「にらめっこ」し続ける人の物語。

巷で話題の将棋マナー

とりあえず雑記。どちらかというと役に立たない文章を
ネット上に掲載するのは初かもしれない?いや、いつも役に立たない文しか書いてないか。

まあそれはさておき、最近は将棋を指す上でのマナーが話題だったりするらしい。

チェス然り将棋然り、王様を取られたら負けのゲームな訳だが、
将棋はよく見ると、王様を表す駒は「玉将」と「王将」の二つが用意されている。
(ギョクショウとオウショウね)

文化的には、二人の対局者の間で「強い方」が「王将」を持つべきというしきたりがあるようで、
そういうことを気にしない人が「王将ウェーーーイwww」って持って行ったことについて腹が立つ
というのが話題の発端のようだ。

自分は単純に「後手番が王将を持てばいい」と思う。
その方が周りが見たときに、どちらが先手・後手なのかが一目で分かるし、
将棋のソフトなどを見ても、大抵は自動的に先手が玉、後手が王で配置されている。
私的には見慣れた光景だ。

将棋は先手番・後手番とでは、
「先手の方が勝ちやすく、逆に後手で勝つことは難しい」と言われている。
先手は当然相手より先に攻めることができるし、序盤から選べる作戦の幅も広い。
プロ同士の対局であっても、若干先手番の方が勝率が高く(53%くらい?)
人間より強い「将棋AI」を用いて初期配置を検討しても、僅かに先手番持ちである。

将棋の駒落ちなど、ハンデのある戦いでは、
不利な方、つまりは上手側が分かりやすく王将を持っている。
駒を落としてなくても、後手番を持つと最初から決めて対局することが
ハンデであると日本将棋連盟のそれに書いてあったり。

まああとは、先手が「玉将」、後手が「王将」と誰かに教わったような気がする。
(なお、パッと調べてもそんなソースは無い模様)

タイトル戦などで挑戦者・保持者みたいな構図がはっきりと決まっているなら
上位者が王将を持つルールはふさわしいとは思うが、
それ以外の対局であれば、振り駒で決まった先後であっても、
手合割のように、後手番が王将を持つことが一番分かりやすいと、個人的には思う。
(後手番が不憫という問題に対して、多少の手向けにはなるような気がするし)

まぁ大体そんな感じ。自分が将棋初心者の友人と対局するときは、
勝ちやすく作戦も選べる先手番を譲り、後手番を積極的に選んでいる。
(なお、勝ちは譲らない模様)

参考

book.mynavi.jp
www.shogi.or.jp
ja.wikipedia.org
ja.wikipedia.org